仙台周辺の屋根環境は厳しい
こんにちは、塗装工事、リフォーム工事のサンホーム 松倉です。
田舎育ちの私です。最近、稲穂の杭掛けを見ることが少なくなっています。
杭掛けの稲穂は、甘みが強く美味しいお米になるので、農家の方は手間をかけて杭掛けするようです。
今回は、仙台周辺の屋根環境の厳しさをお伝えしたいと思います。
仙台市泉区の一般的な日光の当たらない1階下屋根北側の塗膜剥がれの事例を紹介します。
大屋根北側写真
塗装後10年で、大屋根は北面を含め、塗膜剥がれがありませんでした。
正常に劣化したと確認出来ます。
下屋根北側写真
しかし、下屋根北側だけ、塗膜剝がれが大きく出ていました。
塗膜剥がれの原因を分析しますと、
1.1階北側で日が当たらない。
2.冬に、雪が解けず、常に湿気を帯びている。
3.雪による、凍結融解を繰り返している。
この条件が重なると、塗膜剝がれが発生します。
常に湿気を帯びると、塗膜の浮き、剥がれが発生する根拠として、
ほぼ平らな屋根を塗装工事した時に、塗膜の浮き、剥がれ現象を確認しています。
水溜まりが多数あり、平らな屋根である事が分かります。
塗装工事前の写真 日光が当たる南面
施主様によると、塗装して5年になると回答頂きました。
南面でも、常に湿気を帯びれば、塗膜の浮き、剥がれが発生します。
結論として、
「仙台周辺は、雪による凍結融解や、常に湿気を帯びる所は、塗膜が剥離する。」
サンホームでは、この現象を熟知し、対応しています。
是非、ご相談して頂ければ幸いです。
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